CSR活動CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY

社会
Society

豊かな社会の実現に向けて

どうして
重要なの?
社会課題解決に向けた取り組みが企業にも求められているから
持続可能な開発

出典:国際連合広報局

誰もが安全に、安心して、健康的に暮らせる社会。その実現のためには、地域社会の発展や活性化、持続的な消費と生産、安全で働きがいのある雇用による貧困や格差の解消などが不可欠です。世界のさまざまな問題を解決しながら世界中の人々が持続的に発展していけるよう、政府、企業、市民団体などあらゆる立場の人々が一丸となって、SDGsの達成に向けて取り組むことが求められています。

持続可能な開発

安全・安心への取り組み

最も信頼される食肉加工メーカーになることを目指し、お客様に安心してお召し上がりいただける商品をお届けしています。

持続可能な開発

お客様満足を目指して

お客様に喜んでいただける商品・サービスの提供を目指し、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。

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渡邉 圭介(開発)

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米久 「マザーシェフ
豚ロースハーブポーク」

Q:お客様目線での開発を進める中で大切にしたものや、こだわりは何ですか?
A:商品を開発する際、たれ・肉のやわらかさ・厚さの3点にこだわりました。たれは、「家庭では出せない、これまでにない味」を追求し、奥深さにこだわってスパイシーな塩だれを完成させました。「肉のやわらかさ」は、深層海水塩を使用した特許技術を駆使し、塩だれとの絡み具合や冷めてもやわらかいことを追求しました。厚さにもこだわり、焼いてもハーブの香りが続いて、食べごたえを感じる設計にしています。
Q:開発するにあたり苦労したことは何ですか?
A:最終的に7種のハーブを選定し、お互いの良さを引き立てるような組み合わせに仕上がりましたが、開発当初、ハーブや香辛料に対する知識が浅く、香りのバランスや、肉との相性が良くなる風味付けを求めて試作と失敗の連続でした。また、「もう一度食べたくなる味」にするためにクミンを隠し味として加えることで、何故か懐かしい奥深い風味付けができたことも、開発者としては苦労した思い入れのあるポイントです。
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下田有里沙(開発)

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伊藤ハム 「レンジでごちそう 牛すじ黒カレー」

Q:お客様目線での開発を進める中で大切にしたものや、こだわりは何ですか?
A:黒カレー用のルーは普通では簡単に手に入らないため家庭で作りにくく、専門店に行って食べることが一般的なメニューです。そこで「専門店の味を手軽に家庭で食べることができる」というコンセプトを目指して開発しました。「牛すじカレーならではの深み」と「黒カレーならではのコク」を再現するように、31種のスパイスのバランスや野菜のカット工程など、さまざまな工夫をして「ひとパックまるまる食べ終えても飽きない」と思えるような商品を目指して試作を続けました。「食器の後片付けが面倒」というお客様ニーズにも応えるようトレーの形や色にもこだわり、そのまま食卓に出しても満足いただけるようにしています。
Q:開発するにあたり苦労したことは何ですか?
A:試作を重ねる中で、「深み」と並行して「苦み」も出てしまい苦戦を強いられました。また、試食では、白ごはんと一緒に1口、2口食べてその評価をするだけではなく、お客様が「食べ続けられること」にもこだわり、1パックすべて食べ終わるまでに「飽き」を感じないかの検証も重ねたので、たくさん試食することが大変でした(笑)。

働きやすい職場環境の醸成・ダイバーシティ推進

従業員一人ひとりが、生き生きと、能力を十分に発揮できる職場環境づくりに努めています。

在宅勤務制度について

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毛利 麻子(人事)

育児や介護により場所と時間に制限のある社員が、職場に貢献する人材であり続けるために、自宅で勤務することで時間を最大限に活用しながら能力を発揮し、やりがいを感じながら柔軟にキャリアを積み上げていくための制度です。

Voice制度を利用した社員の声

在宅勤務制度を柔軟に活用し、やりがいを感じながらキャリアを積み上げられています。今後は会社全体として育児や介護を担う従業員がより働きやすい職場風土となるよう、後輩たちに公私ともにアドバイスしていきたいです。

Voice制度を利用した社員の声

上司と制度の利用目的を共有し、事前に在宅でも可能な業務は洗い出しておき、当日の突発的利用に関してもフレキシブルに対応できています。育児や介護などで制限があっても時間を有効に使うことで、日々メリハリをつけて働くことを意識しています。

『女性活躍推進研修』の開催

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傾聴トレーニング

コミュニケーション力やコーチング力を、実践を交えながら身につけるとともに、組織において自身の役割が何なのか、それを果たしていくために、周囲に対してどのようなアプローチをすればよいのかなどを学びました。
和気あいあいとした雰囲気の中、積極的な発言・議論が行われ、各自真剣に課題に取り組んでいました。

Voice受講者の声

若手社員を育てる役割を担っていると気づきました。自らがロールモデルとなる行動を常にとっていきたいです。

Voice受講者の声

自らチャレンジして仕事に取り組み、職場に活気をもたらす「役割」があると理解できました。

メンター・メンティー制度

新入社員・若手社員の能力を迅速に向上させ、早期かつ着実に即戦力へと育成するための制度です。新入社員1名に対して1名以上のメンターを任命し、育成責任者である上司のもとメンターが育成のプロデューサーとなって、職場全体で新入社員を計画的・重点的・継続的に育成・指導するものです。

Voice制度利用者から

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メンター佐野太治(調達)

メンター・メンティー制度には、職場のメンバーや周囲のサポート体制を得て、全体が理解を深めた上で動いていくことが大事だと考えています。最後には何がダメで何が良かったのかを振り返ることにより、お互いに失敗を次に活かせる環境づくりを心がけていました。また、メンティーの力量に合わせ、どんな伝え方ならメンティー自身が考えて動けるかを意識して指導することで、自分自身も考える力がつき成長することができました。この制度が人材育成の一環として企業価値を高める会社づくりにつながると思うので、今後も継承していってほしいです。

Voice制度利用者から

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メンティー平安寺一菜さん(調達)

メンター・メンティー制度があることで、誰に質問・相談をしてよいかが明確でした。
業務に関することはもちろん、社会人としてのいろはなど、1年目の「わからない」という不安が素早く解消できました。新人教育の風土がメンター・メンティー間のみならず部署全体に派生し大変心強かったです。この制度を上手く活用していくことで早く職場環境に適応でき、メンティー自身の成長・活躍につながっていくと思います。

地域と共に成長し続ける企業になる

地域社会の一員として、また、良き企業市民として、地球環境への配慮と、社会との共生を大切にした持続的な社会貢献活動を推進しています。

地域に根差した取り組み

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飾り切りを真剣に見つめる参加者

「市民一人ひとりが食を通じて正しい知識と行動力を身につけ、健康で豊かな人間性を育む」ことを目指し、兵庫県西宮市で毎年開催されているイベント、「食育フェスタ」の一環として、ウインナーの飾り切り教室を実施しています。

近隣の小中学生を対象に、職業講話を実施しています

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静岡県沼津市立片浜中学校にて

講話では、当社グループの事業内容や職種別の業務紹介のほか、将来を見据え視野を広く持つことや社会人に必要な能力などをお話ししています。
毎回、児童・生徒の皆さんは、担当社員の話を真剣なまなざしで聞いてくれています。

富士山保全活動を実施しています

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米久株式会社は、富士山の麓である静岡県沼津市に本社を置く企業として、2009年より、富士山の世界文化遺産登録を支援する目的で「富士山基金」への寄付を現在も実施しています。

※ 富士山基金とは

世界遺産「富士山」を美しい状態で未来に引き継ぐため、「認定NPO法人富士山世界遺産国民会議」などが運営しています。この基金は、富士山の環境保全・保護活動、訪問者への案内・啓発活動などに使用されています。

いつまでも富士山を世界遺産に

神戸市との包括連携協定

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伊藤ハム株式会社は2013年から兵庫県神戸市と包括連携協定を締結しています。神戸市灘区が本店所在地であることに加え、「神戸の皆様に貢献したい」との思いから始まりました。

包括連携協定の詳細

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六甲山自然環境保全活動

2002年に緑化100周年を迎えた六甲山系で、次の100年の森林保全と育成を目指して神戸市が進める「六甲山これからの百年の森づくり」。この森づくりを市民の手で行っている「こうべ森の学校」に対し、「神戸」シリーズの売上の一部を寄付したり、社員ボランティアを派遣するなどして支援しています。

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KOBEスペシャルPRパートナー・情報発信

お中元・お歳暮などの贈り物として高い評価をいただいている「神戸」シリーズが、「KOBEスペシャルPRパートナー」に認定されました。お中元・お歳暮ギフトに、六甲山の自然環境保全活動の取り組みや六甲山・摩耶山の魅力を掲載した“しおり”を封入し、全国に発信しています。

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防災

災害発生時における食糧提供について、神戸市の要請に基づき、100,000パック(1日10,000パック×10日)のレトルト商品などを速やかに供給できる体制を整備しています。