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T・H伊藤ハム米久ホールディングス株式会社2017年入社
営業職調達担当
供給から販売まで、
お得意先様のニーズを反映し最適な提案を。

T・H 伊藤ハム米久ホールディングス株式会社 2017年入社

経歴2025年3月時点
1年目
食肉事業本部海外食肉本部輸入ポートリー部関東輸入ポートリー課
5年目
食肉事業本部海外食肉本部輸入ポートリー部東日本輸入ポートリー課

今の私

供給から販売まで一貫して手がけ、最適な商品を提案。

食品メーカーの営業といえば、お得意先様を訪問して商品を販売するイメージがあると思いますが、私が所属している食肉事業本部では供給から販売まで一貫して手がけています。お得意先様の営業担当に同行し、どのような商品を、どれくらいの価格・量で供給できるのかを提案するのが、この部署の営業スタイルです。食肉部門はグループの売上高の6割を占め、扱う金額が大きいのですが、数字ばかりを気にして「売りたい商品を売る」という姿勢ではお得意先様の満足度、ひいては売上につながりません。お得意先様の不安や課題を解決するにはどうすればいいかを常に考え、最適な商品を提案することを大切にしています。

また、商談は他部署の営業担当と協力して行う必要があります。そのため、お得意先様だけでなく社内でも信頼関係を構築し、普段からコミュニケーションをとって状況を共有しています。

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食肉を安定供給し、利益を生み出すことが調達の役割。

私は食肉の中でも鶏を専門に扱っており、国内だけでなくタイやブラジルといった海外の生産者のもとを訪れることもあります。食肉は価格変動が常に起こる商材であり、それをいかに安定した価格でお得意先様に供給し、かつ会社に利益を生み出せるかが、調達を担う私たちの腕の見せどころだと考えています。

商談の際には他社との価格競争に陥りがちですが、私は価格だけで勝負するのではなく、お得意先様にとっての付加価値を創出することに注力しています。例えば、人手不足に悩んでいるお得意先様であれば、調理の手間を減らせるように、食肉の生産地での加工工程を多くした商品を提案します。さらに、製造部門でどのような商品をつくるのかを考え、製造の段取りを組むなど調整役の仕事もしています。幅広い人と関わりながら、お得意先様に喜んでいただける商品を供給できたときの達成感は、非常に大きいです。

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ある日のスケジュール
  • 8:30
    出社
     
  • 9:00
    進捗確認
    重量や売上の確認をします。予定より遅れている場合や、想定の数字よりも少ない場合は、お得意先様の営業担当に連絡をとって原因を確認します。
  • 9:30
    商談準備
    午後の商談に向けて、提案資料の準備や同行する営業担当と打ち合わせをします。1人で商談に向かうことはあまりなく、営業担当に同行することがほとんどなので、事前のすり合わせは必ず行っています。
  • 12:30
    昼食
    いつも目黒事務所の食堂で昼食をとります。
  • 14:00
    商談
    オンラインで行うことが多いですが、近隣のお得意先様には訪問することもあります。商談ではお得意先様の悩みごとや困っていることを伺い、それに合わせた提案をします。
  • 17:30
    退社
    対面での商談がある際は、商談後に直帰することが多いです。

これからの私

海外駐在を経験し、生産者の視点も持ちたい。

当社では、食肉の仕入れを行う際、現地の窓口担当である海外駐在員を介して生産者と調整を行っています。こちらの要望を海外駐在員に伝え、生産者とコミュニケーションをとってもらうことで、商品の供給を実現できます。私は将来的に、この海外駐在員としての業務を経験したいと考えています。生産者と直接関わることであらゆる情報に触れて視野を広げ、お得意先様により最適な提案ができるようになりたいです。

私の部署は若手が多く、キャリアに関係なく裁量の大きな仕事に携わることができます。もちろん裁量が大きい分、困ったことやわからないことにも直面します。そんなときは上司に相談しサポートしていただける環境があるからこそ、自分で考えてやってみたいと思ったことに挑戦できています。今後は、自分自身の目標である海外駐在を実現して人間性の面でも成長し、いつか後輩や部下の挑戦を後押しできるような存在になりたいです。

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私の新人時代

先輩の言葉で、商談への姿勢を見つめ直した。

新人のころは数字ばかりに気を取られて、「売りたい商品をどうやって売るか」という自分本位の商談になっていました。そんなとき、同行したベテランの営業担当に「商談は自分の話をするためにあるのではなく、相手の話を聞くためにある」と指摘され、考え方を見直すきっかけになりました。それからは、お得意先様の気持ちや困っていることを聞き出したうえで提案するよう努めています。

オフの日の過ごし方
プライベートでは昨年、第一子となる息子が生まれました。平日はあまり家族との時間がとれないので、休日にたっぷり家族サービスしています。家族でおいしいものを食べに出かけるのはもちろん、買い物やピクニックなども楽しんでいます。

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