2024年度　新入社員への社長メッセージについて

　本日4月1日（月）、243名の新入社員を迎え、入社式を行いました。 幣社代表取締役社長　宮下　功より新入社員へ向けたメッセージがありましたので、要約を下記のとおりご報告いたします。

宮下社長 メッセージ

はじめに

　新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
　皆さんが、当社グループの一員となられたこと、お祝い申し上げると同時に、グループを代表して歓迎します。日本の高度経済成長時代には、新入社員を金の卵と例えることもあったようです。日本経済が成長する中で、供給不足や人手不足から、企業は多くの人材を獲得し、さらなる成長を目指していました。

仕事の効率化と生産性改善には、人への投資は不可欠

　あらゆる産業において、人手不足が顕在化しつつある中で、その対応策として、DXや設備投資など、さまざまな取り組みが各企業で行われています。当社としても地道に対応を行っていますが、企業として最も有効で利益につながる取り組みは、従業員一人一人の仕事の効率化と生産性改善です。仕事のやり方や内容を見直すことで、同じ業務量をより短時間でやり遂げることや、無駄な仕事をやめることが可能となります。こうした一人一人の取り組みが、会社全体で積み重なれば、大きな成果となり、人手不足の大きな対応策となります。そうしたことを実現するために、教育や研修など、人への投資は不可欠であり、会社としても積極的にサポートしていきます。

新入社員の賞味期限は１年、成長されることを期待

　新入社員の皆さんには、毎年のように「新入社員の賞味期限は1年」とお話ししています。仕事で分からないことや、明確でないことを、遠慮せず恥ずかしがることなく聞ける特権を新入社員は持っています。もちろん、ベテラン社員になっても、知らないことや分からないことは必ず出てきますし、周りの人に教えてもらったり、調べたりしなければなりません。仕事において、分からないままにしておく、また、一つ一つの仕事の意味を理解しないで業務を続けることは、絶対に避けてください。なぜならば、当社は食品メーカーであり、ともすれば人体に影響を与えることにつながりかねないからです。また、仕事の意味を理解することは、仕事の効率化や生産性改善につながります。新入社員の特権をフル活用し、大きく成長されることを期待しています。

コンプライアンスは全てに優先

　当社グループは、「私たちは事業を通じて、健やかで豊かな社会の実現に貢献します」をグループ理念に、「フェアスピリットと変革への挑戦を大切にし、従業員とともに持続的に成長する食品リーディングカンパニー」をビジョンとして掲げています。コンプライアンスにも通じるフェアスピリットの精神、従業員の成長を企業発展のベースとし、社会貢献する企業グループでありたいとの思いを込めています。その中でも、コンプライアンスは、全てに優先するものです。そして、皆さんが仕事をしていく上で、最も大切にしてほしい価値観であり、絶対に外してはいけないルールです。皆さんも仕事をしていくに当たり、コンプライアンス上の問題がないかどうか、真っ先に考えてください。　そして、正々堂々と自分の判断や行動が説明できる社会人になってほしいと、心より望んでいます。

 

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