【参】CSR情報

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伊藤ハム環境活動

「こうべ森の学校」の活動が行われました。

2005/07/09
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 2005年7月9日(土)、「こうべ森の学校」の活動が六甲山系の再度山で行われました。当日は、今にも雨が降り出しそうな天気の中、スタッフ、市民・当社従業員ボランティアを含めた54名が活動に参加しました。
 午前中は、神戸大学 武田義明先生による「再度山永久植生調査」※1や「六甲山の植生」についての講義及び植生地の視察を行いました。視察では、20年、30年前に植生地として設定された場所に案内いただき、現状の状況を詳しくお話いただきました。視察が終わると、講義です。講義では、再度山の変遷の様子が一目でわかるような写真やデータをもとに説明があり、参加者の皆さんは熱心にメモを取りながら、お話を聞いていました。
 午後からは、あいにくの雨となり、「こうべ森の学校」のスタッフで協議した結果、中止となりました。この活動が中止となるのは、2003年7月の活動が始まって以来、初となります。

※1 再度山に永久植生保存区を設定し、定期的に調査を行うこと。10m×10mの方形区を設置し、その周辺を含めた樹木を伐採し、その後の植生遷移と土壌の変遷の調査が行われている。第一回目は約30年前の1974年で5年毎に調査地を増やしている。