人材育成
一人ひとりの成長と組織の発展のために、人材育成に取り組んでいます。
伊藤ハム米久ホールディングスグループでは、『企業価値の拡大と挑戦し称賛する企業風土の醸成』『仕事を通じた個人の成長』の実現に向けて、『自律的に考え挑戦心を持って行動できる人』を育成するため、OJT(職場における教育・指導)とOff-JT(集合研修・オンライン研修)と自己啓発支援制度により、従業員育成を行っています。
Off-JTとしては、「階層別(役割認識・スキル習得)」「テーマ別・課題別」「職種別」に、若手社員・中堅社員・管理職に研修受講の機会提供を行っています。応募型で受講生を募る研修も設け、高い成長意欲を持つ従業員に対して学習の場を提供しています。
若手社員育成では、社会人としてのベースとなる仕事への向き合い方を強化するため、研修受講による基本行動の習得だけでなく、メンター制度の運用など、OJT(職場における教育・指導)による職場と連携した育成体制を整えています。
また、自己啓発支援制度により、通信教育講座や社外スクール講座の受講を促進し、資格取得に積極的に取り組む従業員を支援する資格取得支援制度により、従業員が自ら学ぶ姿勢を支援しています。
教育制度の体系
※図に示したプログラムのほかに、別途、メンター制度においても育成支援教育を実施しています。
リスキリング支援
伊藤ハム米久ホールディングスグループでは、従業員が自ら学ぶ姿勢をサポートするため、希望する社員を対象に、学習機会の提供及び受講料の一部を会社負担とするなどの支援を行っています。
- 社外スクール
ビジネスの基礎から実践まで学べる「グロービス・マネジメント・スクール」での学習機会を提供しています。
- 通信教育
ビジネススキル、語学、業務に関連した専門知識や資格など様々な分野の通信講座を提供しています。
テキスト教材、eラーニングなど、各々が受講しやすい講座を選択できるようにしています。
- 資格取得支援
個人のスキルアップと業務水準の向上を目的として、会社が推奨する資格を取得した場合に奨励金を支給しております。
女性リーダー層の育成
弊社グループのさらなる飛躍を支えるのは人材力であり、貴重な人材である女性の活躍が不可欠です。女性がより重要な役割・責任を担い、将来的に経営や事業の意思決定に参画することが、企業競争力・企業価値の向上につながると考えております。
引き続き、女性従業員の積極採用、女性従業員を対象とした研修、仕事と育児・介護等の両立支援、在宅勤務制度の導入、就業継続支援制度(ジョブリターン制度など)によって、女性リーダー層の育成に取り組んでいます。
新入社員を職場全体で計画的・重点的・継続的に育成する、メンター制度
新入社員・若手社員の能力を迅速に向上させ、早期かつ着実に即戦力へと育成するために、メンター制度を導入しています。この制度は新入社員1名に対して1名以上のメンターを任命し、育成責任者である上司のもとメンターは育成のプロデューサーとなって、職場全体で新入社員を計画的・重点的・継続的に育成・指導するものです。
このような制度の運用によって、現在2年目社員からベテランまで新人育成の機会を得ています。今後も先輩が後輩を育成するサイクルが職場に定着することを目指して、当社グループの継続的な発展に寄与する、人材育成の揺るぎない基盤を築いていきます。
ジョブチャレンジ制度の導入などで、人材の活躍の場を拡大
中長期的な視点に立ち、従業員自身が目標やキャリアビジョンを立てて上司と面談するキャリア面談や、同一部署での長期滞留による弊害を排除すべくジョブローテーションを実施しています。また、やる気のある人材の活用を促進するために、「社内フリーエージェント※1」「社内公募※2」などのジョブチャレンジ制度を導入・強化し、人材の活躍の場を広げています。
※1 基準となる資格をクリアした従業員が、異動を希望する部門へ自分のキャリアを売り込む制度
※2 新規事業や欠員補充などの人員配置のための募集を社内で募集する制度