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コンプライアンス活動のご紹介

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コンプライアンス

コンプライアンス推進規程を整備し、社内ルールの明確化とその周知を図っています

コンプライアンス推進規程 コンプライアンスの実践やコンプライアンス推進体制、コンプライアンス推進委員の役割などについて定めています。
内部通報規程 通報・相談窓口の対応手順や関係者の保護などについて定めています。
個人情報取扱規程 個人情報の取得、保管、利用、廃棄のプロセスを定めています。
ハラスメント防止規程 ハラスメント全般における従業員の禁止行為や遵守すべきことや発生した場合の対応等について定めています。

従業員のコンプライアンスに関する相談に、2つの窓口で対応

従業員がハラスメントを受けている、またはそのような行為を見たといった事案や違法行為、社内ルール違反、社会的良識からの逸脱に気づいた場合の対応として、まず、上司に報告することを基本としています。
しかし、職場の中で相談しづらい雰囲気や話を聴いてもらえないと感じた場合、その相談先・通報先として、「社内相談窓口」を伊藤ハム米久グループ内に設置し、「社外相談窓口」を社外弁護士に委託しています。相談窓口の周知のため、コンプライアンスカードを全従業員に配布し、電話、Eメール、手紙など複数の経路で、グループ会社の社員をはじめ、幅広く相談や通報を受け付けています。また近年、職場での人間関係、コミュニケーションに関する相談が増えたことを受け、社外研修で相談員の傾聴力を高め、社内研修として、相談対応トレーニングを実施しています。

コンプライアンスカードのイメージ画像
コンプライアンスカード

職場に根付いたコンプライアンス推進活動を実施しています

当社グループでは、「各職場の業務に根付いたコンプライアンスの推進と定着」を目的として、2009年度より、コンプライアンス推進委員制度を導入しています。

全グループで約260名のコンプライアンス推進委員が各職場において、法令や社内規範などの周知、コンプライアンスに関する問題点などのチェック、職場のメンバーからのコンプライアンスに関する相談を受付ける活動を行っています。

2018年度は全国16カ所で、コンプライアンス推進委員の知識習得の場として、ハラスメント防止・傾聴スキル、適正な労働時間管理の徹底などをテーマとしたコンプライアンス推進委員ミーティングを3回開催しました。

※2009年からの延べ参加人数:約6,600人

コンプライアンス委員の声

日頃から、よりコンプライアンスを意識した行動を心がけるようになり、自分自身の成長につながったと思います。また職場の方々とお話をしていくと何気ない会話の中にそれぞれの抱えている悩みが見られ、コミュニケーションの大切さを改めて感じました。定期ミーティングもあり、活動中は知識の足りない所をしっかりと補うこともでき安心して活動することができました。

人物の写真
二階堂 舞(生産)

コンプライアンス教育を実施し、従業員のコンプライアンスマインドを醸成

勉強会の写真
コンプライアンス勉強会

職員一人ひとりのコンプライアンス意識、知識をより高いレベルで維持し、コンプライアンスを職場の隅々にまで浸透・定着させるため、全従業員を対象とした、コンプライアンス講習を実施しています。
加えて、コンプライアンス体制を有効に機能させるには、職場内の良好なコミュニケーションが重要であるため、風通しの良い職場環境づくりにも、より一層積極的に取り組んでいくものとし、階層毎の役割、課題に合わせたコンプライアンス講習として、役職者対象の「ハラスメント防止講習」や新入社員対象に、「当社グループの社員として必要なコンプライアンス」についての講習を実施しました。

役員及び従業員のコンプライアンス・マインドの醸成

伊藤ハムグループでは、役員及び従業員へコンプライアンス・マインドを浸透させるべく、また、日常業務の中で実践につなげることを目的に、コンプライアンスの周知・啓発活動を展開しています。
2018年度においては、伊藤ハム米久グループの社外を除く全役員に、コーポレート・ガバナンス強化の一環として、その役割と責務にかかる理解を深めるために、社外弁護士を迎えコンプライアンス講習を実施しました。また、全従業員には、コンプライアンス浸透度調査結果やコンプライアンス方針、当年全従業員に配布した携帯用コンプライアンスハンドブック「企業倫理規範」などを周知徹底し、従業員のコンプライアンス意識を醸成するため、コンプライアンス講習を実施しました。更に、管理職以上を対象とした役職者へのハラスメント防止講習も実施し、全社一丸となって、コンプライアンス・マインドの醸成を実践しています。
また、毎年9月1日をグループ全体の「コンプライアンスデー」と定め、所属部門長、各職場長などがコンプライアンスに関する講話を行っています。

社内イントラネットサイトのイメージ画像
社内イントラネット(コンプライアンスページ)

「コンプライアンス浸透度調査」の結果を活動方針・計画に反映

コンプライアンスマインドの浸透状況を確認し、問題点の把握と改善の推進活動に役立てることを目的に、グループ全従業員を対象とした「コンプライアンス浸透度調査」を年1回、実施しています。これらの調査結果は、現状のモニタリングを行うと同時に、次年度のグループコンプライアンス方針策定、重点的に取り組むべき活動の重要な要素として活用しています。
コンプライアンス浸透度調査の結果内容を真摯に受け止め、今後もコンプライアンス意識を醸成し、職場における実践活動に繋げるため、各種対面講習などの啓発活動を行っていきます。

コンプライアンス浸透度調査結果(抜粋)
目的 コンプライアンス・マインドの浸透状況を確認し、問題点の把握と改善の推進活動に役立てるため
期間 2018年9月1日~2018年9月30日
対象 伊藤ハムグループに所属する全従業員

動物愛護の取り組み

食肉加工業を生業とする企業として、家畜の生命をいただいているということを従業員一同が胸に刻み、動物愛護に取り組んでいます。
当社グループにおいて直接家畜を取り扱う部署は、家畜の取り扱いを適切なものにするために規程を設け、家畜にできるだけストレスをかけないよう運用しています。また、毎年、「畜魂祭」を催すとともに、各地で開催される同様の行事に積極的に参加することで、家畜に対する敬意と感謝を表しています。