食品廃棄物のリサイクル事業
自社完結型リサイクル事業
自社工場や関連企業から排出される食品廃棄物をリサイクルして良質な肥料を生産。この肥料を使って育てた野菜の一部をデリカ製品などに活用しています。ロールキャベツ用のキャベツはその一例。そのほか、地球環境保全に向けた施策に真剣に取り組んでいます。
肥料「Compost Power(コンポストパワー)」の製造施設

写真:エコ・プロジェクトセンター内
米久の食品循環資源リサイクルの中核となる「エコ・プロジェクトセンター(富士宮市朝霧)」では、自社工場にて排出された食品加工残渣や排水汚泥と、牛糞、ビールかす、コーヒーかすなどの未利用有機資源(バイオマス)を利用した肥料(コンポストパワー/Compost Power)を年間500t生産しています。これらの肥料は、契約農家やスポーツ施設の芝生管理などに利用されています。

総エネルギー使用量・二酸化炭素排出量の推移
効率の良い冷凍機や変圧器、LED照明への更新などにより、省エネルギーおよび二酸化炭素排出量削減を推移しています。
※対象範囲
(各工場)
米久、米久かがやき、米久デリカフーズ、米久おいしい鶏
ユニフォーム再資源化活動
ケミカルリサイクル
当社では、生産工場で使用しているユニフォームを、ケミカルリサイクル手法により再資源化しています。この手法はコークス炉で無酸素状態のまま熱分解するため、二酸化炭素が発生しないことに加えて、リサイクル後に残渣をほとんど排出しないため、環境にやさしいリサイクルが可能です。当社事業活動に関わる、限りある資源を無駄にしないための取り組みです。
