2021/12/23
お知らせ
【新システムイメージ】
2016年に伊藤ハムと米久が経営統合後、両事業会社ごとに異なるシステムを利用して、間接費支払業務を行っていました。今回、間接費支払業務に係るシステムを統合することで、両事業会社の従業員について同じ環境下での作業が可能となります。システムの統合により、間接費支払業務におけるリソースの最適化を目指します。
間接費支払業務においては、領収書・請求書の確認や入力項目の二重チェックなど、人手に頼ったルーチン作業が多くありました。また、コロナ禍でのテレワーク推奨においても請求書の紙での確認やワークフローにおける確認者の多さにより、事務所に出勤しなければ対応できないことが依然として多く残っていました。今回、証憑の電子化によるペーパレス化で、モバイルによる承認が可能になることから、出社せずとも間接費支払業務が可能となります。リモートワークをはじめとするニューノーマルにおける働き方改革を推進するとともに、新たな発想力を必要とする創造的な業務へのシフトに力を注いでまいります。
複数のソリューションを組み合わせたクラウド&マルチデバイスにより、全体最適視点で活用していきます。具体的には、事前申請との紐づけ、外部データとの連携、証憑の電子化(スキャナ保存対応)、申請のモバイルによる承認です。また、AIによるルール・規程の自動チェックや分析ツールを活用した事後のモニタリングにより、内部統制を強化します。このようにデジタルツールを活用して間接費支払業務の見える化・デジタル化を推進することで、PDCAサイクルの迅速化や新たな気付きを与えるなど、DXによる業務プロセスの変革を図ってまいります。
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